海外に転居される際のお車売却について。

  • 2022.09.13
海外に転居される際のお車売却について。

海外に転居される際のお車売却について。

 

今回の記事は白いナンバープレートが付いた軽自動車ではない普通自動車についてのお話です。

軽自動車に関しましては手続き簡素化されておりますので今回の件は関係ありません。ご注意ください。

こんにちは!お車買取安心ナビのTです。

海外に長期転勤や移住される方はたくさんいらっしゃると思います。

日本で使っていた車はどうしよう…。長期利用しないなら売却したい…。でもまた乗るかもしれないし…。

とお考えの方いらっしゃいませんか?

 

結論からお伝えしますと、

「ご売却が転居後にある程度決定しているのであれば、海外に転居される前にご売却がおすすめ」

「ご売却が未定なら転居前にご家族名義などに名義変更がおすすめ」

 

この2点です。

 

自動車税のお話

たとえ一度もエンジンをかけなくても、ナンバープレートが付いているお車に関しては自動車税が発生し、納税義務があります。

(※最新の自動車税額早見表はこちら)

さらに、一般的には5月末が納付期限ですが、しかるべき期限に納付しなければ追徴金が加算されます。

放置車両の買取もお任せください。

↑こちらの記事でも紹介していますが、お車によっては結構なご負担になります。

 

次に、ご家族が乗るから所有者様変更せずにそのまま使い続けよう。のパターン。

例えばですが、所有者様不在時に車が故障したり事故に遭ったり。車検満了が来たから買い替えを検討したい。となる場合。

通常、普通自動車(軽自動車ではなく白いナンバープレートのついた車)の売却の際には必ず以下の書類3点が必要です。

 

所有者様の

①印鑑登録証明書

②ご実印が押された委任状

③所有者様のご実印が押された譲渡証明書

 

この印鑑登録証明書は、住民票のある市役所や区役所での交付となります。

ですので、お車の所有者様が海外に転居されてしまう(ご住所を移されてしまう)と印鑑登録証明書の交付ができなくなるのです。

※ご住所を日本に残されたままの場合は除きます。

 

海外に住所を移してしまうとどうなるのか

 

海外に住所を移すともちろん日本国内で住民票は消失してしまいます。印鑑登録証明書も消失されます。

住民票がないと印鑑登録証明書は交付できません。

印鑑登録証明書の代わりに海外に居住している証明が必要となります。

では印鑑登録証明書に代わりになるものは何があるのか。

それは「在留証明書」です。

こちらは転居先の国にある日本領事館にて発行してもらえます。

どうでしょう。ここまで聞いただけでも面倒ですよね…。

では印鑑証明書が無効なのであれば、譲渡証明書や委任状はどうなるのでしょうか。

印鑑の代わりにサインもしくは指印を所有者の欄に押します。

そして日本領事館にて「サイン証明」を添付してもらいます。

サイン証明というのは「この手書きのサインもしくは指印が間違いなくこの方のものですよ」という証明です。譲渡証明書や委任状に添付してくれます。

 

ですので、必要書類は同じく3点になります。

①在留証明書

②サインもしくは指印を押した譲渡証明書と添付されたサイン証明書

③サインもしくは指印を押した委任状と添付されたサイン証明書

となります。

 

海外赴任や海外転居が決まったら

日本から書類をお住いの国に書類を発送し、お住いの国の日本領事館に行き各書類を作成してもらい、またその書類を日本に送り返す。

聞いてるだけでも気が遠くなるような作業です。

長期の海外赴任や転居がお決まりでしたら早めにお車の売却やご家族、ご友人の方に名義変更をおすすめします。

ご家族に名義変更といっても通常の売買と同じ書類が必要になりますのでご注意ください。こちらも面倒ではありますが、日本で完結できますね。

 

例えば、ご主人様が所有者のお車を奥様に名義変更したいとなると。

①ご主人様の印鑑登録証明書

②ご主人様のご実印が押された譲渡証明書

③ご主人様のご実印が押された委任状

④奥様の印鑑登録証明書

⑤奥様のご実印が押された委任状

⑥奥様名義で申請した車庫証明書

結構たくさんありますね…どちらにしろ少しお時間かかりますね。

しかし、すべて国内で済みますし、わかりにくい煩わしい手続きも行政書士や車販売店、車買取店、ディーラー等でも代行してもらえるので安心ですよ。

 

弊社が紹介する買取店はこのような書類の発行が難しいお車のサポートにも対応しております。

お客様が面倒やご心配な手続きを全面的にサポートいたしますので安心してお任せいただけます。

是非一度お車情報ご登録お願いいたします。お問合せお待ちしております!

 


車を売るのに迷ったときは?


大手買取店やネット上の査定関連のサービスが乱立する現在、廃車買取に特化した業者、外車買取に特化した業者、高年式車の買取に特化した業者等、たくさんの専門性を持った業者が存在しています。

しかし、その実態はそれら看板や謳い文句とは異なり、結局はどんな車両でも快く買い取るところが多く存在します。
そのため、安易に専門性を謳う業者への売却を決めることは大きな損につながる可能性があります。

実際に、外車買取専門と謳う業者である国産車を査定をしてもらったユーザー様が、その後に念のためと車買取安心ナビへ売却の相談をした結果、その外車専門と謳う買取業者より20万円も高く買取させていただく、という事例が直近でありました。

逆に、廃車買取専門を謳う買取業者に13年落ち、12万kmの高年式・過走行車を査定に出したT・U様から、その業者より7万円上乗せした金額で弊社が買い取らせていただいた事例もありました。

全ての専門業者がそうとは限りませんが、建前と本音が見えづらくなっている現代、文字や評判だけを鵜呑みにすることなく、実態に精通した専門家に相談することが大切だといえます。

車買取安心ナビでは、専属の買取相談サポーターが電話一本で、車の購入、売却、乗換え等に関する相談にのるサービスを行っております。

何か少しでも不安なこと、引っかかることなどありましたら、いつでもお気兼ねなく対応いたします。

車買取相談フリーダイヤル:0120-586-399(10:00~20:00/年中無休)



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